• 「浜の暮らしの豊かさを伝えたい!」

    辿り着いた浜と共にある幸せな生き方

    一般社団法人 はまのね

  • ココロイキルヒトの紹介

    プロジェクト参加によって感じられる起業家の熱量。

    どんな思いで、何に突き動かされてチャレンジし続けているのか、起業家のbeingとは。

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    一般社団法人 はまのね

    代表理事 亀山 貴一さん

     

     

    PROFILE:石巻蛤浜出身。震災後に生家をリノベーションして、Cafeはまぐり堂を立ち上げ、人口5人の蛤浜に15,000人以上を集客。はまぐり堂を起点に、漁村の新しい循環モデルを作り上げ、美しい風景、浜の豊かな暮らしを次の世代に残すために奮闘中。

  • 現状と課題

    はまのね とは

    震災後、2世帯5人となった蛤浜(はまぐりはま)を、将来へつなげていくために、亀山さんが立ち上げたプロジェクトからスタートしたはまのね。人が集まる場所を作るために築100年の自宅を改装してオープンした「cafeはまぐり堂」、荒れていた山を間伐し管理すると共に、間伐で出た木材を素材にした製品の作成、海に親しみ浜の雰囲気を味わってもらうために行っているマリンアクティビティなど、その取り組みは多彩。拡大だけを目指すのではなく、既存の環境や人との関係性を大切にした、長期的かつバランスの取れた経営をしている。地域の資源を活かす「取りすぎない漁業」や、遠くにいても浜の空気に触れてもらうことができるeコマースをスタートさせるなど、活動も幅広くなっている。

    浜の暮らしの豊かさをここ蛤浜から発信していきたいと考えている。

    課題

    (1)代表の亀山さん自身も漁師として海に出ている。今後、漁業の体験自体を一つの学びコンテンツとして提供していきたいと考えている。浜の暮らしの軸となる漁業をプログラム化するチームを必要としている。

    →漁業研修設計士

     

    (2)はまのねでは、浜の豊かな暮らしを未来に紡いでいくために、次の新しい「在り方」を模索している。

    持続可能な漁村、継続する山村、まだ世の中で生まれていない新しい限界集落のモデルを一緒に考えるチームを必要としている。

    →限界集落士

  • プロボノで得られる可能性がある経験

    起業家のbeingに触れながら、起業家の傍らで本気で手を動かすプロジェクト。

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  • スケジュール

    プロジェクト全体スケジュールです。

    1

    2019年9月12日(木)

    マッチングイベント登壇

    2

    2019年10月19日(土)

    現地訪問/キックオフ

    3

    2020年2-3月

    成果物納品

  • 勝手に図解。はまのね

    はまのねって?

    亀山さんは何を思い、何をしている?

    取材した事務局による勝手に図解。

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    その目に映る未来の世界に心揺さぶられる。

  • -取材を終えて-

    なんて豊かなんだろう。

    潮の香りと風の音、木々の揺らめきの中で、ここに集う人々が、背伸びをするわけでもなく、大切に日々の「営み」を紡いでいる空気。

     

    亀山さんはまさに浜の妖精、浜の仙人。このはまぐり浜で流れる時間、感じる音、香り、揺らぎの象徴のような存在。

    多くの想いを経て、その想いと共存しながらも未来を見据えている。

    亀山さんの眼に映るはまぐり浜の未来はいつも私たちの想像を超え、その映像がありありと浮かぶように語ってくれる。静かに、でも、強さを感じるその語り口調。

     

    本当の豊かさとは?自分のココロが本当に無理なくありのままに幸せを感じられる生き方とは?

    亀山さんはこの浜の暮らしに根ざし、浜の暮らしを心から愛している。

     

    足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志有り。

    その所を失わざる者は久し。死して而(しか)も亡びざる者は寿(いのちなが)し。

     

    亀山さんの在り方、生き方に触れると、「本当の豊かさとは?」誰もが自分自身に問いを持ちたくなるのではないか。