• PROJECT(2)

    三陸地方の伝統食材「マツモ」を用いた6次産業化へ向けた最上流マーケティングSTP戦略を立案せよ!

    株式会社阿部伊組

  • ココロイキルヒトの紹介

    プロジェクト参加によって感じられる事業者の熱量。

    どんな思いで、何に突き動かされてチャレンジし続けているのか、事業者のbeingとは。

    山形県酒田市生まれ、山形大教育学部卒業 1990年~2000年専業主婦の傍ら自宅でピアノ教室・学習塾の運営を行う。 2001年 住宅リフォーム会社へパート入社。在職中、福祉住環境コーディネーター2級・インテリアコーディネーター・2級建築士の資格を取得。 電話番からのスタートで、総務経理・バリアフリーリフォームを担当。 2005年 専務取締役就任 2009年 特別支援学校見学の際、裂き織に出会う。 2010年 裂き織事業部を立ち上げ、障がい者2名雇用。 2011年 東日本大震災後、裂き織事業部廃止の決定。 2011年 株式会社幸呼来Japan設立。 特別支援学校の生徒が織る「裂き織」という伝統技術に深い魅力と感銘を受け、障がいのある方達が「裂き織」で社会から頼られ、生き生きと活躍できる場を作りたいという想いで事業をスタート。 家庭内織物だった「裂き織」を世界に発信し、「SAKIORI」を世界の共通語にしようとチャレンジの日々が続いている。

    阿部 将己 さん

    1985年、南三陸町歌津生まれ。工業大学へ進学し、自然への強い関心から環境学修士を修了。その後、商社に約7年勤め、2017年にUターン。家業である同社に入社。三陸にサステナブルな新産業を生み出すために、地元の海藻に着目。その陸上養殖事業を開発中。

    南三陸でサスティナブルな産業を生み出したい

    大学から東京に出て、そのまま商社に7年勤めた阿部さん。3年半前に地元である宮城県南三陸町にUターンし、家業である阿部伊組に入社した。

    外に出てから改めて見る地元南三陸町の、自然の豊かさ、特に海の豊かさに心奪われたという。

    豊かな海で育まれる様々な資源。宝物のようなこれらの資源を活かしながら南三陸町にサスティナブルな新産業を生み出すことができるのではないか??

    グロービス経営大学院に通いながら、様々な産業の可能性を模索し、注目したのが「マツモ」という海藻。地元ではなじみのある海藻を陸上養殖できないか、専門機関やインターン学生と協働しながらその培養技術を検証してきた。

    物腰の柔らかい口調とギャップを感じてしまうほどのチャレンジ精神、アントレプレナーシップを持つ阿部さんの、静かに燃え続ける蒼い炎。自らが先陣を切り、可能性を見ながらチャレンジし続ける、そんな姿を間近に感じながら共に新たな事業の可能性を考えるプロジェクト。

  • 現状と課題

    株式会社阿部伊組とは

    創業間もなく100年を迎える建設業を営む同社。

    古くから地元南三陸に根差し、公共施設、企業施設、インフラ整備等に長年取り組んできた。

    地元事業者との関係性も深く、「社会の幸せづくり」という経営理念を通して見えた様々な南三陸町の可能性を世の中に発信すべく新規事業開発中。

    本プロジェクトで取り組む課題

    大学やメーカーとの共同研究により、陸上養殖に成功した南三陸地方の伝統食材である希少海藻「マツモ」。

    このマツモを活かしたギフト市場での6次産業化に向けて、事業戦略の上流部分である以下をプロボノメンバーと共に取り組んでいきたいと考えています。

     

    ・マーケティングSTP戦略(※)の立案

    ※STP戦略:S(市場選定)T(ターゲット設定)P(ポジショニング)のプランニング

    ・ファクトを元にしたマツモの対消費者価値の言語化

  • スケジュール

    プロジェクト全体スケジュールです。

    オリエンテーション日程以外はチーム内で調整し決定します。

    1

    2020年7月7日(火)

    オリエンテーション

    19:00-21:00

    オリエンテーション

    事業者/メンバー顔合せ

    ※7月7日オリエンテーションへの参加は必須となります。ご応募の際にはあらかじめ予定の確保をお願いします。

    2

    7月-8月上旬

    プロジェクト進行

     

    プロジェクトメンバーと事業者と定例でmtgを実施しながら課題設定〜プロジェクトゴール(成果物)へ向かって短期集中プロジェクトスタート

    3

    8月上旬

    成果物納品

     

    プロジェクトの成果物を事業者に報告、納品