PROJECT(1)
研究室発の技術を日常に浸透させ、
“自然に、さりげなく” 見守る世界を実現せよ!
ビヨンドエス株式会社
ココロイキルヒトの紹介
プロジェクト参加によって感じられる事業者の熱量。
どんな思いで、何に突き動かされてチャレンジし続けているのか、事業者のbeingとは。
ビヨンドエス株式会社
代表取締役 鳥光 慶一さん
現在、コロナ禍もあり自分の体の状態を知りたいという健康に関心を持つ人が増えています。また、人口の高齢化に伴い介護等のお世話になる人も益々増えてきており、離れた状態でも健康状態を知ることができる(把握できる)ことが極めて重要になってきました。
一方、機器を装着することの煩わしさや、測定している・監視されていると意識しながら生活することは、苦痛であるとも言えます。
私たちはこのような負担をできる限り減らし、意識せずに『さりげなく』健康状態を知るために、衣服としても使われる天然素材である和紙やシルクに注目し、電気を通す工夫を施すこと(導電性繊維)で身の回りにあるもので計測する仕組みづくりに取り組んでおります。
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プロジェクトで取り組む課題
ビヨンドエスは東北大学発のベンチャー企業であり、研究室発の技術である導電性繊維を扱っています。
この繊維は通常の繊維と異なり電気を通す性質を持っています。もともとは脳科学研究のために開発したものですが、それだけに閉じない可能性を秘めた素材です。この性質を活かしてさまざまな領域へ応用が可能であり、応用例として圧力や人感(人に対する反応)の検知などが行えます。ビヨンドエスではこの導電性繊維をヒトの肌や環境に優しい天然繊維(和紙やシルク)でつくることにこだわっています。さらにその活用方法。従来は服など「使うもの」に用いられてきましたが、ビヨンドエスでは生活に溶け込みそこに「在るもの」としての活用に着目しています。それにより利用者が意識せずに、導電性繊維の機能によって”自然に、さりげなく”自身の健康状態を把握できる世界をめざしています。
今回のプロボノでは、これら導電性繊維を用いた既存商材の実用化に向けて、ターゲットとすべきペルソナの策定、ニーズや事業性の深堀による販売・連携先の検討や拡大に向けた提案方法の検討などを行っていただきます。
こんな方にオススメ!
以下のスキルや想いを持った方々に参加してもらいたいと考えています!
・健康に興味・関心が高く、日常での健康管理に課題を感じている方
・繊維素材や商材などの取扱いや活用などの経験がある方
・新しい技術に関心が高く、実用化の検討を行うことが好きな方
・ペルソナの策定など、マーケティング経験やスキルをお持ちの方
・販路の検討、拡大など、営業的なスキルをお持ちの方スケジュール
110月4日(火)19:00-21:15
マッチングイベント
4者の事業者が登壇するマッチングイベントをオンラインにて開催。
心が動くPJに出会ったら、
ぜひ、エントリーを。
210月14日(金)19:00-21:00
第1回打ち合わせ
オリエンテーション
事業者/メンバー顔合せ
※10月14日の打ち合わせへの参加は必須となります。ご応募の際にはあらかじめ予定の確保をお願いします。
310月中旬〜12月中旬
プロジェクト進行
プロジェクトメンバーと事業者と定例でmtgを実施しながら課題設定〜プロジェクトゴール(成果物)へ向かって短期集中プロジェクトスタート。
412月下旬
プロジェクト進行
プロジェクトの成果物を
事業者に報告、納品。
プロボノリーダー
鈴木 直哉
大手電機メーカーに勤め、ソーシャルイノベーションを軸とした新規事業の創生を担う部署に配属。その後、スマートシティなどの推進を担った後、立ち上げ中の新規事業の企画推進を担当、現在に至る。本業の傍ら、2018年から「東北プロボノプロジェクト」にプロボノメンバーとして参画。その後、2021年までさまざまな社会起業家の下でプロボノ活動を経験し、知識・経験のアウトプットと、本業では得られない貴重な経験をプロボノ活動からインプットしている。
<応募を検討している方へ>
4年前の私は、みなさまと同じく応募を悩んでいる1人でした。当時の私には何か目標があったわけでも、高い志があったわけでもありませんでしたが、変わりたいという想いは人一倍あったと思います。「ココロイキルヒト」は先天的なものではありません。これをご覧になっているみなさま全員がその可能性を秘めていると思っています。応募を悩んでいる方、是非最初の1歩を共に踏み出しましょう。私たちが全力で後押しします。